2025年1月13日 (月)
2025年1月11日 (土)
最接近間近の火星を撮ってみた
明日、12日が最接近となる火星。残念ながら天気が良くないようなので昨日、仕事から帰宅後、望遠鏡をセットし、撮影してみました。
火星 2025/1/10
μ180(D:180mm f:2160mm)+LE24mm ZWO ASI290MC Gain:220 Exp.9.5msec 1144フレームをスタック
庭から見ることができる空の範囲に限りがあるため、火星が撮影できるようになるまでは木星を撮影していました。この時の木星がこの時期としては比較的良いイメージだったので火星も、と期待したのですが、いざ撮影となったら、気流の影響でウネウネの火星が…
ピントもあっているのか?という状態で見切り発車。結果がこの一枚です。
スタックは全体の1/4程度の画像。ウェーブレット処理でなんとかごまかしている感じです。ただ、思ったより模様が写っていますね。極冠がけっこう大きいな、という印象です。
今月、もう1回は撮影してみたいところです。
2025年1月 5日 (日)
冬の天の川
年末遠征の写真をまだ、あれこれ画像処理しています。が今日で年末年始の休みも終了。週末にしか画像処理もできなくなってしまいます。
明日からモチベーションを保つことすら難しくなっている仕事の再開… あと1年、なんとか我慢するしかないか。
今日は冬の天の川の写真を2枚。
ぎょしゃ~オリオンの天の川 2024/12/28 朝霧高原
Nikon D810A+AF-S NIKKOR24mm f/1.8G ED F4 60sec×18(総露出 18分) ISO3200
スターリーナイト使用 ポラリエにて自動追尾
まずはぎょしゃ座、おうし座、オリオン座と3星座にまたがって流れる冬の天の川です。実際は画像の右上のほうはペルセウス座なので4星座、というのが正解かもしれません。星雲、星団がたくさん写っています。
お次はもう少し寄って、
オリオンと冬の天の川 2024/12/29 朝霧高原
Nikon D810A+AF-S NIKKOR35mm f/1.8G F4 60sec×24(総露出 24分) ISO3200
スターリーナイト使用 ポラリエにて自動追尾
こちらは35mmレンズで撮影しています。いろいろ写っている星雲、星団がよりはっきりしてきています。
ちなみに、一枚目はステライメージ9とPhotoshop、二枚目はPixinsightとPhotoshopの組み合わせでの画像処理です。オリオン座の南(下側)の光害カブリがけっこうあった画像ですがPixinsightのDBEがかなり強烈に効いているためか2枚目のほうが締まった印象になりました。(ちょっと暗い部分が暗すぎるような気も…)
2025年1月 3日 (金)
2025年1月 2日 (木)
まが玉星雲
年末遠征で撮影した写真から一枚。
ぎょしゃ座の散光星雲、IC405 まが玉星雲です。デジタル一眼レフカメラで撮影している時は隣に位置するIC410や散開星団M38とひとつの画角におさめるようにモザイク合成をしていましたが、APS-Cサイズのセンサーの冷却CMOSカメラ使用の今回はまが玉星雲のみで切り取ってみました。
IC405 まが玉星雲 2024/12/28 朝霧高原
FSQ85ED(D:85mm f:450mm) F5.3 ZWO ASI2600MC PRO -10℃ Gain:100 5min×31(総露出 2時間35分) QBPフィルター使用
Pixinsight(ABE,DBE,CC,BXT)、Photoshopにて画像処理
このカメラで初めて赤い散光星雲を撮影しました。Pixinsightでの画像処理もまだまだ慣れず、わからないことも多いですが、なんとかここまで仕上げることができました。今後もいろいろな対象を撮影していければと思います。
2025年1月 1日 (水)
新しい年の始まり
2025年が始まりました。と言ってもあまり新年だから、という感覚はない、と言うのが正直なところですが…
年始恒例(自分の中で)で近所の神社にお参り。今年こそ少しはマシな1年にしてください(特に仕事について)とお祈りしてきました。カメラを持ってお参り後にフラフラ歩くのも例年通り。毎年同じような写真を撮っている自分が情けない?
10年くらい前?のコンデジで撮影。色鮮やかな画像です。
例年通りではなかったのがこれ、
池にたたずむカモさん。でも、そのちょっと上をよ~く見てください。色鮮やかな小さな鳥。そうカワセミです。ちょっとトリミングすると
それでもこんな程度の大きさですが、カワセミがしっかり写っていました。コンデジの望遠端、35mm判換算で100mm相当。こんなことなら一眼レフカメラを持っていけば、とちょっと後悔。
2024年12月31日 (火)
M45 プレアデス星団
「星はすばる…」と平安時代の書物に書かれたM45、プレアデス星団。今年の大河ドラマに作者は登場してましたね。平安時代は今と同じように見えたのでしょうか?それとも若干星の位置が違ったりしていたのでしょうか?
M45 プレアデス星団 2024/12/28
FSQ85ED(D:85mm f:450mm) F5.3 ZWO ASI2600MC PRO -10℃ Gain:100 5min×19(総露出 1時間35分)
QBPフィルター使用 Pixinshght、Photoshop で画像処理
自宅でテスト撮影はしたものの、撮影地では初の冷却CMOSカメラでの撮影です。撮影した画像はPixinshghtでCCを実行しても星団のバックのガス雲が緑がかって青くなってくれず、Photoshopでの処理を加えてなんとか青くなってくれました。また、Photoshopでの画像処理の後、最後にPixinsightに戻ってBXTでの調整を加えました。こんなやりかた正解なのか?ですが、とりあえずまずはファーストライト画像でした。
2024年12月30日 (月)
天体写真撮影帰りの定番?
休みになったら居眠りばかり。遠征で撮影した画像の処理がちっとも進みません(笑)
そんなぐーたらな状況なので、それほど手間をかけず画像処理のできる風景写真を。朝霧での天体写真撮影帰りにはほぼ定番と言っていいか、という富士山撮影です。
Nikon D810A+AF-S NIKKOR24-85mm f/3.5-5.6G ED VR
日の出直後の精進湖です。ここ数年、以前とは比較にならないほどたくさんの人が押しかけて、湖の周囲をほぼ車と人が囲んでいるような状態のためあまり立ち寄らなかった精進湖ですが、今回は一番西側の隅っこで撮影しました。(相変わらずの人出でしたが)
日が昇るにつれ湖面に水蒸気が立ち上って冬ならでは、の風景になっていました。(気温は-7℃くらいでした)
Nikon D810A+AF-S NIKKOR24-85mm f/3.5-5.6G ED VR
前景にボートを入れて、アクセントをつけてみました。ボートとかあるとどうしても富士山といっしょに撮りたくなってしまいます。
2024年12月29日 (日)
5月以来の星空撮影遠征
昨晩、ほぼ半年ぶりに天体写真撮影の遠征に行ってきました。5月の八千穂遠征以来、ほんとうに久しぶりの遠征でした。
夜の早い時間帯に撮影した富士山とオリオンです。ひときわ明るい木星、プレアデス星団も写っています。
富士山と昇オリオン 2024/12/28 朝霧高原
Nikon D810A+AF-S NIKKOR24mm f/1.8G ED F4 20sec ISO3200
Kenko スターリーナイト、プロソフトン(A)使用
早い時間帯は雲が湧いて撮影できない時間帯もありましたが、21時過ぎにはその雲もなくなり、一晩、綺麗な星空を見ることができました。
また、冷却CMOSカメラもようやく実戦投入、よい遠征になりました。ただ、冷え込みはかなり厳しく、最も気温が下がった時間帯で-7℃くらい。撮影は機材にまかせ、車の中に避難している時間のほうが多かったですが、それでもかなりの寒さ。そういう意味ではツラい遠征でもありました。
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