M15 ASI2600MC PRO ファーストライト
7月のある日、ふと、あと2年で60歳定年。そうだとするとボーナスなんてあと4回しかもらえないではないか!という思いが頭をよぎり、それなら今のうちに買いたいものかってしまおう、となり買ってしまった冷却CMOSカメラ。購入したはいいけれど、今年の夏はとにかく夜、晴れない… 結局、先週末、やっとファーストライトにこぎつけました。しかも街中、光害たっぷりの自宅での撮影です。
M15 FSQ85ED(D:85mm f:530mm)+ASI2600MC PRO Gain100 Exp.90sec×14 QBPフィルター使用
SNSにも投稿がありましたが、撮影に使ったソフト、ShrpCapとこのカメラの相性の悪さもあり、それと原因がなかなかわからず悩んだのですがフラット補正が決まらず、画像処理に余計な時間がかかってしまいました。
結局のところ、フラット補正の問題はどうやら画角の中に電線が写り込んでいるのが原因とわかり、合わせることを放棄。結果がこの画像です。
対象が球状星団なので焦点距離530mmではセンサーサイズがAPS-Cでも迫力不足。途中で雲がでてきて14コマで撮影中止、とカメラの実力がわかるようなものではありませんが、とりあえず何となく撮影の方法もわかったのでまあいいか、という感じのファーストライトでした。
ただ、撮影に使うソフトは別のものにしないとダメな気がします。
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コメント
おはようございます。
とうとう冷却C-MOSを手にされたようで、慶賀に存じます。
自宅は明るいようですが、それでも撮影できる環境なのですね。(羨ましい)
デュオナローバンドフィルターを使ったら、自宅でも淡く広がる星雲を捉えられると思います。
キャプチャーソフトの選定や画像処理ソフトなど、色々検討課題はありそうですが、それだけ楽しみが増えるということではないでしょうか。
BLOG更新を楽しみにしています。
投稿: voyager_camera | 2024年9月16日 (月) 04時07分
voyager_cameraさん、こんばんわ。
60定年の前に、と思い切って買ってしまいました。流行を追っかけて(笑)
いろいろSNSで調べると、どうやらShrpCapとの相性がいろいろあるのはステライメージのようなので、これまたついにPixinsightのトライアル版を導入してみました。が、難しいですね。英語も苦手なのでこれからいばらの道を歩むことになりそうです。
また、どこぞの撮影地でお会いした折にはいろいろとご指南をお願いします。
投稿: こうち | 2024年9月16日 (月) 20時28分