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2025年2月 9日 (日)

ひと月前の月

ここ数日、寒さがかなり厳しいですね。地域によってはかなりの雪が降っているようで、来週、東北地方に出張を予定している身としてはやや不安です。

そんな寒さなもので、せっかく綺麗な星空が見えていても、庭先に望遠鏡を出そうという気になかなかなりません。こんなこと言っているようではダメなんですが… こういう体たらくな状態の中、そういえば、と先月撮影してそのままになっていた月の写真の画像処理をしました。ちょうどひと月前の撮影、月齢もほぼ今と同じくらいではないかと思います。

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上弦の月 2025/1/10
μ180(D:180mm f:2160mm) +Nikon Z6Ⅱ 直接焦点 F12 1/320sec ISO400 動画からスタック

ミラーレス一眼レフで動画を撮影。その画像をスタックしました。
いつもはRegistax6でスタックやウェーブレット処理を行うのですが、今回はステライメージで画像処理をしてみました。特にウェーブレット処理、という過程は踏んでいないのですが、マルチバンドシャープという処理で同様の効果が得られている?ようです。

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2025年2月 4日 (火)

馬頭星雲と燃える木

先週末の遠征で唯一撮れた写真です。

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馬頭星雲と燃える木 2024/1/31-2/1  朝霧高原
FSQ85ED(D:85mm f:450mm) F5.3 ZWO ASI2600MC PRO Gain:100 -10℃ 5min×27(総露出:2時間15分)
QBPフィルター使用 Pixinsight、Photoshopで画像処理

オリオン座の三ツ星の一番左(西)の星周辺の散光星雲です。
黒い暗黒星雲が馬の頭にそっくりということで馬頭星雲と呼ばれているIC434とその北に位置する燃える木と呼ばれるNGC2024周辺の散光星雲です。

馬頭星雲の東側にある赤いガスを撮影したくて横構図としましたが、南側にもガスは広がっているようなので、縦構図でもよかったかな、と今さら思っています。

この日は曇り空が晴れるのを待って撮影開始。一枚当たり5分の露出で30コマ撮影するころには対象が西に傾き、沈みそうになるくらい。でも結局、それくらいの時間から雲が現れはじめ、最後の3コマは星が滲んでしまい、使い物にならず。それでももう一対象、と思い導入、構図決めをしている最中に空は雲に覆われその後の撮影は諦めました。 
まあ、一枚だけでも撮れたからよしとしましょう。

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2025年2月 1日 (土)

西湖から朝の富士を眺める

昨夜は天体写真撮りの遠征に行ってきました。残念ながらかなり雲に悩まされる撮影でなんとかメイン機材は一対象を撮影するのがやっとという結果で、2時半ころには曇り空になり撮影はあきらめ寒い車の中で車中泊。早朝に帰途に就くのはいつも通りですが、雲が多かったこともあり富士山撮影はしないつもりで車を走らせました。が、なんとなく雲がいい感じで切れてきたので急遽、途中から引き返すような形で西湖へ。結果、正解。短い時間ではありましたが、撮影ができました。快晴の空もいいですが、こんな雲のある風景もありかな、と思います。

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Nikon D810A+AF-S NIKKOR24-85mm f/3.5-5.6G ED VR

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