2024年12月29日 (日)

5月以来の星空撮影遠征

昨晩、ほぼ半年ぶりに天体写真撮影の遠征に行ってきました。5月の八千穂遠征以来、ほんとうに久しぶりの遠征でした。

夜の早い時間帯に撮影した富士山とオリオンです。ひときわ明るい木星、プレアデス星団も写っています。

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富士山と昇オリオン 2024/12/28 朝霧高原
Nikon D810A+AF-S NIKKOR24mm f/1.8G ED F4 20sec ISO3200  
Kenko スターリーナイト、プロソフトン(A)使用

早い時間帯は雲が湧いて撮影できない時間帯もありましたが、21時過ぎにはその雲もなくなり、一晩、綺麗な星空を見ることができました。
また、冷却CMOSカメラもようやく実戦投入、よい遠征になりました。ただ、冷え込みはかなり厳しく、最も気温が下がった時間帯で-7℃くらい。撮影は機材にまかせ、車の中に避難している時間のほうが多かったですが、それでもかなりの寒さ。そういう意味ではツラい遠征でもありました。

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2024年5月12日 (日)

北斗七星と木立

木立の上に輝く北斗七星。APS-Cのカメラに20mm広角レンズ、20秒露出の固定撮影です。

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Nikon D5300 HKIR改造+AF-S NIKKOR20mm f/1.8G ED F4 20sec ISO2000
Kenko スターリーナイト、PRO SOFTON(A)使用 Sequatorにて2コマ合成

 

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2024年5月11日 (土)

久しぶりに八千穂へ

昨晩、2年ぶりに八千穂へ行ってきました。以前によく行っていた撮影場所に行ったのですが、伐採した木の置き場になっているようで、半分くらいの広さになっていました。が、何となく入ることはできたので隅っこのほうで一人ゴソゴソと撮影をしてきました。

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昇るさそり座 2024/5/10  八千穂高原
Nikon D5300 HKIR改造+Voigtländer COLOR-SKOPAR28mm f/2.8SL F4 20sec×4 ISO2000
Kenko PRO SOFTON(A)、スターリーナイト使用 Sequatorにて画像合成

当初の天気予報は一晩中ほぼ晴れ、ということだったので思い切って半休をとり遠征に出ましたが、時間の経過とともに天気予報は怪しい方向へ…
はじめのうちは星がよく見えていたのですが、こんな感じでさそり座が昇ってくる、これから、という時間帯から雲が発生。結局、2時間ほど撮影は中断。日付が変わって1時ころからようやく撮影ができる空になりました。まあ、成果ゼロではないのでよしとしましょう!

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2024年3月11日 (月)

思い切って遠征へ

昨晩、天体写真撮影の遠征に行ってきました。午前中、仕事だったのでもともとは遠征に出るつもりはなかったのですが、天気予報を見ると一晩中、晴れていそうだったので思い切って出かけることに。

結果、行って正解でした。が、昨年の11月、1月に続き3回目の朝霧でしたが、いつもの駐車場が車であふれかえっていてビックリ。なんとか場所を確保できましたが、何回も行っている場所ですが、初めて見る風景。驚きでした。
肝心の撮影はというと、この時期は自分の機材に見合う対象は少ないのですが、まあ、夏の星座の時期に向けて練習もかねて、という感じ。夜半過ぎにはさそり座が徐々に昇りはじめ、一夜の撮影を楽しんできました。人が多くて、落ち着かない感じはありましたが…

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沈む冬の星座たち 2024/3/9
Nikon Z6Ⅱ+AF-S NIKKOR24mm f/1.8G ED F4 20sec×3 ISO3200 
Kenko スターリーナイト、プロソフトン(A)使用  Sequator で3コマを合成

まずは沈んでいく冬の星座から。メインの機材で何を撮ってきたかは後ほど。と言いつついつものようにかなりの時間を要するとは思いますが…

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2024年2月 4日 (日)

固定撮影でオリオン座を撮る

天体写真を初めて撮ったのは今を去ること45年ほど前になるでしょうか?小学生の高学年だった私は父親のカメラ、オリンパスOM-1を借りて家の玄関前で東の空に昇ってきたオリオン座を撮りました。レンズはZUIKO50mm F1.4。フィルムはたしかトライXだったかと。その当時は住宅があるとは言え、夜の空は今とは比較にならないくらい暗かったと思います。現像が終わってDPE点から写真を持ち帰り、初めて見たオリオン座の写真にはいたく感動した記憶があります。

今はデジタルカメラで高感度性能も向上し、星を点像に撮影するのもそれほど難しくなくなり、天体写真を始める人も固定撮影から、という感じではなくなってしまったんでしょうね。

そんな昔の記憶があるせいか、今でも固定撮影の写真がけっこう好きで、撮影に行ったときちょくちょく撮影しています。そんな写真を。

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沈むオリオン 2024/1/13
Mamiya7Ⅱ+MamiyaN65mm F4L F5.6 25min エクタクロームE100

今さら… と言われてしまうかもしれませんが、銀塩、中判カメラで撮影したものです。冷蔵庫で眠っていたフィルムが賞味期限切れになりそうだったので久しぶりにフィルムで撮影しました。

こちらはデジタル。

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沈むオリオン 2024/1/13
PENTAX K-70+HD DA21mm F3.2AL Limited F5.6 8min ISO400 Kenko スターリーナイト使用

以前はデジカメは星の色があまり出ない、なんて言われていましたが、今ではこの通り。星もカラフルに写ります。

そうなるともうフィルムカメラの出番はなくなるかもしれないですね。ポジフィルムの原版の色の綺麗さは見たことのない人にはわからないかもしれませんが、ここのところのフィルム代の高騰はすさまじく、現像代も高騰。数年前なら5本セットのパッケージの値段がいまではフィルム1本の値段。現像代も以前の3倍くらいになっているのではないでしょうか。
67判で撮れる枚数が10枚。コスパを考えると… 冷蔵庫に保管しているフィルムを一通り使いきるまでは、と思いますが、その先は考えどころですね。

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2024年1月25日 (木)

冬の大三角

オリオン座のベテルギウス、小犬座のプロキオン、おおいぬ座のシリウスの三つの星で構成される冬の大三角です。

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PENTAX K-70+HD DA21mm F3.2AL Limited F4 25sec×3 ISO3200 
Kenko PRO SOFTON(A)、スターリーナイト使用 Sequatorで3コマをコンポジット

まずは、ちょっとわかりにくいですが富士山の上に昇ってきた大三角です。

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PENTAX K-70+HD DA21mm F3.2AL Limited F4.5 60sec ISO3200 
Kenko PRO SOFTON(A)、スターリーナイト使用 アストロトレーサーで追尾

こちらはペンタックス独自のアストロトレーサーを使っての撮影。赤道儀を使うのと同じように星がちゃんと点に写ります。

どちらの写真もソフトフィルターを使用しているので、明るい星の色が綺麗に強調されています。

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2024年1月20日 (土)

昇る北斗七星

先週の遠征で撮影してきた写真の画像処理がいつものことながら遅々として進んでいないので、つなぎ、とでも言いますか… 星景写真を一枚。

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昇る北斗七星 2024/1/13  朝霧高原
Nikon D5300 HKIR改造+AF-S NIKKOR20mm f/1.8G ED F4.5 30sec×2 ISO2000
Koenko PRO SOFTON(A)、スターリーナイト使用 Sequatorで画像を合成

夜半には春の星座、おおぐま座の北斗七星が昇ってきました。

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2024年1月13日 (土)

2024年最初の遠征

昨日から今朝にかけて今年最初の天体写真撮影に行ってきました。行先は朝霧高原。空は若干、明るいものの、片道100km以内という近さが魅力です。
前回11月にも同じ朝霧高原に行きましたが、その時はバッテリーのトラブルによりあまり満足のいく撮影ができなかったのですが、今回はバッテリーも新調し、天気にも恵まれ、バッチリ撮影してこれました。
毎度のことながら画像処理には時間がかかるので、とりあえず星景を一枚アップします。富士山とオリオン座のコラボです。

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昇るオリオンと富士山 2024/1/12 朝霧高原
PENTAX K-70+HD DA21mm F3.2AL Limited F4.5 30sec ISO3200 
Kenko スターリーナイト、プロソフトン(A)使用

 

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2022年11月27日 (日)

半年ぶりの天体写真撮影遠征

昨晩は5月の連休以来、半年ぶりの天体写真撮影の遠征に行ってきました。夜21時くらいから雲がとれて晴れてくる、という予報ではあったものの、正直、半信半疑のダメもとで出発し朝霧高原へ。

結果は予報よりも早い時間から晴れだし、ほぼ一晩中、満天の星、という天気。行って正解でした!

あいかわらず、せっかくの遠征で次はいつになるのやら?ということで複数台のカメラで撮影をしてきました。いつもの通り、メインの機材での写真は画像処理に時間がかかるので、後回し… サブ機の写真からアップします。

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富士山を昇るオリオン 2022/11/26 朝霧高原
Nikon D5300 HKIR+Voigtländer COLOR-SKOPAR20mm F3.5SLⅡ F5 25sec ISO2000
Kenko PRO SOFTON(A)、スターリーナイト使用

オリオンがちょうど富士山の真後ろから昇ってきました。ソフトフィルターのせいもありますが、火星が異様に明るく大きく写っています。

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2022年11月18日 (金)

アストロトレーサーを試す

今週の火曜日、いつものように会社から遅めの帰宅となりましたが、ふと空を見上げるとオリオンが昇ってきていました。もうこんな季節か…と思いつつ、せっかくだからとPENTAXのK-70をベランダに出しで撮影してみました。なぜPENTAXか? GPSユニットの新品を購入したので、独自のアストロトレーサー機能を試したかったからです。

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オリオン座  2022/11/16 0h30m27s 
PENTAX K-70+smc DA18-135mm F3.5-5.6ED AL DC  36mm F5.6 60sec ISO400

住宅地での撮影なので露出オーバーにならないよう、ISO感度も低く設定。露出1分で試してみました。結果はこの通り、ほぼほぼ星は点像となっています。レンズの焦点距離は36mm(35mm判換算で54mm)。後日、100mm(35mm判換算で150mm)も試しましたが、それもパソコン画面で拡大しない限りはほぼ点像でした。
本格的な撮影に出て、メイン機材での撮影のかたわらに撮る星景や星座写真には十分使える、という印象。次の遠征の楽しみが増えました。(いつ行けるかわかりませんが…)
キャリブレーションがなかなかうまくいかず、撮影できるまでの時間がかかってしまったこと以外はほぼ満足な結果です。

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