2026年5月19日 (火)

系外星雲、M100

週末遠征から一枚。
この時期、撮影の対象は夜半過ぎに昇ってくる夏の天の川に浮かぶ星雲、というパターンですが、ではそれまでの時間をどうするの?ということで私の場合は迫力には欠けますがこんな春の星座の中の系外星雲や球状星団を撮影することにしています。
そんなことで、今回はかみのけ座のM100を撮影してみました。本当ならエクステンダーを使って焦点距離を伸ばせば良かったのかもしれませんが、薄明開始が3時くらいと時間的な余裕も少ないことも考慮し、450mmの焦点距離で撮影しています。でも焦点距離が短い分、写野内にかなりの数の星雲が写っています。

Masterlight_m100_exp 
系外星雲 M100周辺 2026/5/16
FSQ85ED(D:85mm f:450mm)+ZWO ASI2600MC PRO Gain:100 -10℃ 5min×17(総露出 1時間25分)
QBPⅢフィルター使用 EM200Temma2Z 50mm f:250mmガイド鏡+ASI120MM ASI airで自動追尾
Pixinsight、Photoshopで画像処理

中心の渦巻き星雲がM100。それ以外にもたくさんの銀河が写っています。それぞれの名称(番号)は下の画像。

Masterlight_nofilter_abe_annotated_pgc

PixinsightのAnnotateImageという機能を使うとびっくり!画像内の星雲のナンバーがすべてわかります。
ただこの画像はPGC(Catalogue of Principal Galaxies)ナンバーは外しました。なぜなら、これを含むと画像上がすごいことになってしまうためです。(暗い星雲もすべて番号が入ってきてしまう!)

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2026年3月28日 (土)

しし座の系外星雲

1週間前の土曜日、3月21日に自宅ベランダで撮影したしし座の系外星雲です。

Masterlight_bin_1_6248x4176_exp_20260328165401
M65,66,NGC3628  2026/3/21
FSQ85ED(D:85mm f:450mm)+エクステンダー×1.5ED 合成焦点距離:675mm
ZWO ASI2600MC PRO Gain:100 -10℃ 90sec×21コマコンポジット QBPⅢフィルター使用
Pixinsight,Photoshopで画像処理

ひとつの画角に3つの系外星雲(銀河)が入っています。三角形の頂点に位置するのがNGC3628、右下がM65、左下がM66です。
春の星座のしし座、おとめ座にはたくさんの系外銀河があります。比較的明るい銀河が3つ写るため、人気のある撮影対象ではないかと思います。

ちなみに、今回は新たに導入した焦点距離を1.5倍に延ばすエクステンダーを使用しました。450mmの焦点距離ではやや小さいか?という対象を撮影していければ、と思っています。それと、月面写真にも使っていこうと考えています。

この画像としては… 住宅地の自宅での撮影で空の状態は当然のことながらあまりよくありません。QBPフィルターで光害をカットしているとは言え、その影響なのか、背景のムラがけっこうあります。PixinsightのABEやDBEで修正を試みていますが、使い方を理解しきれていないせいもあり、ムラが完全に抑えられていません。また、コンポジット枚数のせいなのか?けっこうノイジーな画像です。フィルターなのか撮像素子なのか?ゴミか汚れの影響も見てとれます。(修正はしましたが)
いろいろ撮影をすればするだけ課題が噴出する感じです。極軸合わせ等、ASIAIRの使い方はやっとものになってきたのに…

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2025年12月27日 (土)

北斗七星昇る

体が故障中で長距離の移動ができないため1ヶ月前の遠征で撮ってきた写真をまだいじくっています。今日は外はめちゃくちゃ寒いですが、春の星座?おおぐま座の北斗七星を。

Dsc_0133136_1
昇る北斗七星 2025/11/22
Nikon D810A+AF-S NIKKOR35mm f/1.8G ISO3200 F4.5 20sec×4
kenko プロソフトン(A)、スターリーナイト使用 sequator、Photoshopで画像処理

夜半過ぎに昇ってきた北斗七星を固定撮影で撮っています。 

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2024年5月18日 (土)

回転花火星雲

先週の遠征で撮影してきた画像をやっと処理しはじめました。まずはさそり座が昇ってくるまでの待ち時間?に撮影したものから。
系外星雲のM101です。回転花火星雲という呼び名もある、グルグル渦巻きをほぼ真上から眺めた感じです。

Dsc_0011144_1
M101 回転花火星雲 2024/5/10
FSQ85ED(D:85mm f:450mm)+Nikon D810A F5.3 ISO3200 6min×4 QBPフィルター使用
EM200Temma2Z赤道儀  50mm f:250mmガイド鏡+SSAG PHD2で自動追尾

焦点距離450mmではまったく迫力なしなので、画像中心部をトリミングしています。M101だけをもっと大きく切り取っても良かったのですが左下のNGC5474も入れてトリミングしました。

ちなみにノートリミングだとこんな感じです。

Dsc_0011144

 

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2024年3月24日 (日)

マルカリアンの銀河鎖

焦点距離450mmでは迫力のある銀河(系外星雲)の写真は撮れませんが、逆に焦点距離が短いのでこんな写真を撮ることができます。
おとめ座の銀河群の中、マルカリアンの銀河鎖(マルカリアンチェーン)と呼ばれる領域です。いくつもの星雲が弧を描いて並ぶ姿が印象的です。

Dsc_0042498
マルカリアンの銀河鎖 2024/3/10
FSQ85ED(D85mm f:450mm)+Nikon D810A F5.3 300sec×8(総露出:40min) ISO3200
QBPフィルター使用 EM200Temma2Z赤道儀 50mm f:250mmガイド鏡+SSAG PHD2で自動追尾

真ん中やや右寄りの弧を描いた部分がマルカリアンの銀河鎖です。各々、どんな銀河か、名称(ナンバー)を入れてみました。

Dsc_0042498_

M86他Mは一番有名なMessier Catalog メシエカタログの番号。番号だけにしたのはNGC(New General Catalog)の番号。PはPrincipal Galaxies Catalogの番号です。番号をつけたものだけで10個以上の銀河が写っています。

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2024年3月18日 (月)

春のディープスカイ

早くも1週間が過ぎてしまいましたが、3/9~10の遠征での写真を1枚。

Dsc_00193212_2
M81,82  2024/3/9
FSQ85ED(D:85mm f:450mm)+Nikon D810A F5.3 300sec×12(総露出:60min) ISO3200
QBPフィルター使用 EM200Temma2Z赤道儀 50mm f:250mmガイド鏡+SSAG PHD2で自動追尾

おおぐま座の系外星雲、M81、82です。450mmの焦点距離では迫力不足なので、中心部をトリミングしました。M81の左にNGC3077も写っています。

ノートリミングの画像はというと、

Dsc_00193212

こんな感じ。画面の下スレスレにNGC2976も写っています。この領域は分子雲がウネウネしている場所で、あわよくば、と思って撮影しましたが、やはり分子雲を写し出すことはできませんでした。もしかしたら画像処理で思いっきり硬調処理をすると出てくるのか??まあ、ダメ元でやってみようとは思っています。

春の夜空はこうした系外星雲がたくさんあるのですが、口径85mm、焦点距離450mmでは明らかに力不足。そのため今まではこの時期、撮影はお休み的なかんじでしたが、今回は夜明け前に昇ってくるさそり座を撮るまでの間に自動導入やガイドの練習も兼ねて撮影を行いました。
星雲が大きくは写りませんが、いろいろな形状の星雲が写り、けっこう楽しめました。

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